８年半にわたる子宮頸がんワクチンの積極的推奨の差し控えが終了され、２０２２年度より積極的推奨が再開することが決まっております。これに伴い、積極的推奨差し控え対象年齢の女子に対しても定期接種に準じた接種の機会（キャッチアップ接種）が与えられることになります。

具体的には、積極的推奨差し控え期間の対象世代は１９９７年から２００５年生まれの女性で、各自治体によって時期は異なりますが、本年度４月以降にお知らせが送付されるようです。今のところワクチンが無くなる可能性はないようなので慌てて接種する必要はありませんが、この時期での接種をお勧めします。また２００６年生まれ以降の方は、推奨再開世代になりますので接種をされてください。

ただし、新型コロナウィルスワクチンは他のワクチンと同時接種が認められませんので、子宮頸がんワクチンの接種も２週間以上の間隔をあける必要があります。